高齢化社会で需要が見込める言語聴覚士について

高齢化社会がさらに深刻になっていくにつれて、お年寄りの相手をできる医療系の資格は需要が増しています。言語聴覚士などの専門職は、病院でも介護施設でも必要不可欠になると予想されているので、今から資格取得を目指してみると、将来活躍できるチャンスが多く得られるかもしれません。

試験は年に1回ですが、きちんと専門学校で学んだ人なら特に問題ないでしょう。合格率は70%以上と言われているので、しっかりと学習に励んでおけば合格のハードルは決して高くないのではないでしょうか。試験科目は基礎医学から臨床医学、嚥下障害学や高次脳機能障害学まで非常に幅広く、基礎から応用までの様々な知識が必要です。

また、介護の現場ででも役立つように社会福祉・教育についての科目も存在している点も特徴です。言語聴覚士の資格を取得するために勉強をしていると、医療の問題点も見えてくるので、専門職としてやりがいがあります。実際に現場で働くときには、勉強をしたことを思い出して、患者や利用者が抱える問題を1つでも解決できるように心掛けなければいけません。言語聴覚士になれば、リハビリテーション科で働くことになりますが、最近増加中の老人保健施設ででも需要が高いため、幅広い活躍ができるでしょう。

言語聴覚士は、歯科医師のように過当競争になる状態には至ってないので、将来を考慮すると狙い目の職業です。年収額は職場によるりますが、介護系の施設では300万円からというケースが多いようです。しかし、大病院でなら高収入も狙うことが可能なので、安定性ややりがい、高収入を期待したい人にはオススメの資格であり、職種です。

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